VoChiMinh’s blog

決して煌びやかではないホーチミン駐在妻の日々のつぶやき

TGIF

やっと金曜日だ!

という感覚を味わったの、5ヶ月ぶり。

こうでなきゃ人間ダメになるな、とわかっていたことを改めて痛感する。

 

この1週間を振り返って、できるようになったのは主に以下。

・初めまして

・元気ですか?

・私の名前は〇〇です

・私は日本人です

・あなたは何人ですか?

・あなたは誰ですか?

・これはあなたの〇〇ですよね?

・あれはなんですか?

これ以外はすべて発音練習と細かな単語を覚えて終了した。

 

改めてベトナム人の耳ってすごい。

中国語も声調が多くて大変だとよく耳にするが、ベトナムも同様だろう。

今週は独自の復習法として、CD-Rの音源だけを聴いてノートに文章を書き起こす練習をしているが、点や記号の位置をよく間違える。

と言うか全然聞き分けできない。

読唇術じゃないけれど、喋ってる単語の語尾で口がどのように閉まったかとか、口が開いてる時に舌がどの位置にあるかとかを見ないと、まだ聞き分けられないものも多い。

だがベトナム人の大半は外ではマスクをしているし、外はバイクやクラクションの音が絶え間ないので話す声も掻き消される。

レベルが高いぞこれは。

 

ベトナム語は基本的にアルファベットに発音記号がついて意味をなす。

Dừaというアルファベットの並びは全く一緒で、このuの上に付いているホコリのような点の違いだけで意味が3つに分かれる。

スイカ、ココナッツの実、パイナップル。

なぜ果物同士を同じ並びにしたんだよ。

スムージー屋さんでパイナップルスムージーを頼みたかったのにココナッツスムージーが出てきたら、さっぱりしたやつをごくごく飲みたいというニーズから圧倒的に外れることになる。

「お兄さんランチもう食べた?」という文章はカタカナにすると「アンアンチュアチュア?」だ。

決してふざけてはいない。

 

そして単語の並びも奇怪だ。

Where are you from?をベトナム語順に並び替えると

You is man country which?

「いや、yourとかhisとかねーから」といった具合に、急に単語の数を削減してくる。

少々ズボラな国民性なのだろうか。

ベトナムはもちろん中国由来の言葉も多いが、ベトナム語たるものを作り上げてきた創始者たちも、あくまで1人の呑気な人間だったのかもしれないな、なんて思いながら勉強する。

 

来週は国の名前を覚えてくることが宿題らしい。

「1人ずつ国名を言って行き、生徒14人×3周するまで終わらないゲームやるからね!良い週末を!」

と言って先生は帰っていった。

 

 

それ、必要?